妄想神は現実世界とそっくりな箱庭世界を創った。妄想神は創造神を生み、箱庭を繁栄させていった。人類が生まれたのち、二人は長い休眠期に入った・・・。
序章
Ursprung
長い眠りの中で大きな音が聴こえる。ああ・・・人類が何かを創り、破壊しているのだ・・・私は眠りから覚めようとしている。
第一章
第一節-EDELWEISS ~第三帝国滅亡~
1942年、ドイツ軍戦車隊はスターリングラード攻防戦で敗走。何のために戦い、何のために死ぬのか。違う・・・何を護れるのか考えなければならないのだ。
第二節
おいしいカンパン ~塩味~
1943年、前線の日本軍兵士たちは飢え始めていた。戦う気力も失いそうだった。俺たちは彼らに少しでも多くの食料を届けなければならい。
第三節
鳥たちは散り行く
次は私の番のようです。戦友は皆死にました。私が最も守りたいのは育ててくださった両親、じゃれ合った兄弟や親戚、そして懐かしい故郷の自然です。私は火の鳥となりて、散ります。
第二章
第一節
ヒト
俺はただ平穏に暮らせれば良いと思っていた。だが、とんでもない事件に巻き込まれてしまった。ヒトとは何なのか、平穏とは何なのか・・・俺はそれを知らずにずっと生きていた。
第二節
帝国自衛隊1943
何ということだ・・・ここは戦時の日本・・・同胞が無残に殺されるのを見てはいれない!未来の兵器を持って、過去を変えてくれる!しかし、過去を変えて後の世が良くなるのだろうか・・・?我らは生まれてくることができるのだろうか?
第三章
第一節
The Last War ~人類滅亡へのカウントダウン~
人類三度目の世界大戦・・・とうとうこの世の終わりか・・・?だが、俺は戦うしか能のない人間だ。だから戦う。それしかない。
第四章
第一節
Sabbath
第一部
選ばれし者
地球にやってきたインベイダーたち。この地球を守れるのは、俺たちだけなんだ。
第二部
悪を嫌う悪魔
選ばれし者たちがその力を悪事に使うなど私は許さない。
第三部
血に染まった天使
俺は人が傷つくのをもう見たくない!でも、なんで俺の手は血に染まっているんだ・・・?
第五章
第一節
The Calamity Of Heart
パラレルワールドの歪により、"神の罪"がとうとう私のモノとなる。さあ、穢れた者たちの心よ、嘆き、暴走するが良い!
第二節
あの橋を越えて
あの一件以来、この国は分裂してしまった。この橋を渡っていくのがこんなにも難しいことだなんて・・・でも、絶対に俺はこの橋を越えて行く。
第六章
第一節
Kの物語
色んな文献があるなぁ。昔、人類は高度の技術を持っていたようだ。この大きな海を越えて行けば、かつての文明の面影が残った楽園があるらしい。
終章
Schluss
私は人類の歩みを隙間見ることができた。どこかであるべき姿と違った世界になってしまったが・・・。